都建設は、1968年の創業以来、「災害に強く」「環境に優しい」深礎工事の最先端を歩んでおります。それは「社会の要望する生活環境実現に向かって、創造力と協調をもって、貢献する」という社是のもと、昭和初期より脈々と続く深礎工事の「職人さん」「深礎工」と呼ばれる技能者が個々にもっていた知識や技能の集積の成果であり、また、その知識や技能を作業所毎に応じて、または時代時代に応じて、安全で環境に優しい洗練された技術に昇華させてきた技術職員の成果であります。そうして受け継がれた深礎工事の技術でもって、災害に強い国土をつくる一助となるべく、今までの技術をまもり、令和の時代に合った技術に発展させていくことは私たち都建設の使命であります。
社是に謳う「社会」は、半世紀前の創業当時は「日本国」を指していたであろうが、今後益々進むであろうグローバル化の時代においては、国の垣根を越えた「社会」となるであろうと考えています。そうしたグローバル社会においての都建設の役割は、日本で培われた深礎工事の技術を海外に移転させていくことも積極的に行っていくべきと考えております。都建設が守り育ててきた技術が、世界中で自然災害から人をまもり、自然と調和した高度なインフラ整備に使用されるって素敵なことではありませんか!それこそまさに社是の「社会の要望する生活環境」そのものだと思います。そのような考えのもと、都建設では近年、政府ODAによる海外インフラ事業への技術指導、外国人人材の積極的な登用をすすめております。
就活生からよく「土木を専攻していなくても大丈夫ですか?」といった質問を受けます。土木を専攻していればベターなのは間違いありませんが、都建設の仕事はそれだけではありません。社会に必要な都建設の深礎工事の技術をまもり、発展させ、普及させる、これには多様な人材が必要になってきます。だから土木を専攻してなかろうが、文系であろうが、また、人とは全く違ったキャリアを歩んでいようが、臆せず飛び込んできてください。都建設にはあなたに合った仕事が必ずあります。ポストに人が就くのではなく、人にポストが付くのですから。私たちと共に都建設をまもり発展させていきたいと願う多様な皆様とお会いできることを楽しみにしております。