都建設が本領とする「深礎工法」とは、地盤に竪穴を掘削し、そこに様々な工事の基礎となる杭を埋め込む工法です。
地盤に杭を直に打ち込む「既製杭工法」とは異なり、機材と人力が最小規模のため、環境負荷を大幅に抑制。さらに、既製杭の10倍を超える杭を使用できるため、地すべりといった甚大な規模の自然災害に対しても十分に抑止力を発揮できます。信頼性を裏付けるように、橋・道路・新幹線・大型施設・マンション、そして命を守る災害対策の現場で、私たちの深礎工法が採用されています。
もちろん自然を相手にするがゆえ、不測の事態こそが常態です。プロジェクトをよどみなく完遂させるためには、職人と専門的なコミュニケーションをとりながら、人材・資材・資金・スケジュール、安全、すべてをコントロールしなければいけません。
現場を委ねる社員はまさに、ひとりひとりが会社の代表。ですから、仕事に対して強い自意識と責任感を持ち、人に対して心で対話できる感性が大切だと考えています。
深礎工事部として1人前の監理技術者になるべく、現場におけるOJTをこなしながら、専門学校に通っての土木の座学勉強、また重機やクレーンといった様々な免許を取得すべく教習所に通うなど、まずは監理技術者としてのベースの技術、致知識を蓄えていきます。
入社3年目までは、都建設の基幹業務となる深礎工事に係る工事部として勤務しますが、3年目以降は、工事部で監理技術者とさらなるキャリアを積むという選択に加え、本人の適正や希望、会社の状況に合わせ、総務部、土木部、機材部、海外事業部などへ配属を行う場合もあります。
このくらいの時期になれば、それぞれの部署で欠かすことのできないバリバリの社員になっています。
よりわけ深礎工事の技術者としては、どこの会社にいっても通用するというくらい、業界内でも高い水準のキャリア形成が見込まれます。
10年目ともなれば、自分自身の仕事をこなせるようになっていて当たり前。
加えて後輩社員を自分の分身にすべく、教育をすることも重要なタスクとなってきます。
また技術者としては、より深く深礎工事を探求するなど、会社全体を見通したマネージメントやキャリア形成が期待されます。
総合的な土木に関する知識を座学で学ぶために勤務時間中に専門学校で講義を受けてもらいます。
こちらの費用はすべて会社が負担しますので、お給料をもらいながら、専門学校に通うことができます。
座学だけでは学ぶことのできない生の現場を、先輩社員についてOJTにて学びます。
土木技術は、座学だけでは学びきれない経験則が大切になってくるため、専門学校のない日をこうして現場でのOJTにあてています。
重機やクレーンなどの免許を取得するために勤務時間中に教習所へ通うことができます。費用はもちろん会社負担です。
重機やクレーンのオペレータがメインの業務となるわけではありませんが、監理業務においてはその知識も必要になるので、取得をサポートしています。
1つのプロジェクトが終わるごとに2週間程度のリフレッシュ休暇を取得してもらっています。長期休暇により心も体もリフレッシュした状態で、また新しいプロジェクトの現場に臨んでもらうことで、生産性を高めています。